「山本八重(新島八重)と鉄砲展」開催

平成25年のNHK大河ドラマ「八重の桜」では、資料提供と鉄砲指導に協力を行いました。
山本八重(新島八重)役の
綾瀬はるかさんや、
西島秀俊さん・長谷川博己さん・工藤阿須加さんが撮影で用いた各種洋式銃や小道具類は当館の所蔵品が使用され、
 撮影に用いられた台本全50巻や、ロケのスケジュール表等の貴重な資料が会津で唯一展示されております。

山本八重(新島八重)

父は会津藩の砲術師範。 
戊辰戦争時では「最新式スペンサー七連発銃」を持って鶴ヶ城籠城戦を戦い、
後に「幕末のジャンヌ・ダルク」と呼ばれる。
 維新後、新島襄と出会い結婚、同志社の創設に尽力いたしました。
 また、女は男に従うことが当然視された時代、豪放で周囲からは勝手気ままに見える八重の生き方は
世間からは「天下の悪妻」とも言われ、晩年は日清・日露戦争に篤志看護婦として参加。 
昭和7年87歳で亡くなりました。


八重の愛銃「アメリカ製 スペンサー七連発騎兵銃と弾薬箱」

1860年、アメリカで発明された世界最初の後装式連発銃で、戊辰戦争では「元込七連発銃」と恐れられた。 
会津戊辰戦争で山本八重(新島八重)は、この銃を持って鶴ヶ城籠城戦で戦った。
当時から高価だったこの銃は、現在国内に十数挺しか現存しない大変貴重な古式銃砲です。






「会津城中烈婦 和歌を遺す図」
 明治18年発行の旧会津藩士 柴四郎(東海散士)の小説「佳人之奇遇」に掲載されているイラストで、
この絵のモデルは山本八重(後の新島八重)といわれ、
鶴ヶ城開城前夜に三の丸雑物蔵の白壁に月光を浴びながら、簪(かんざし)で落城の歌を刻んだと伝えられる。

山本八重 落城の歌

「明日の夜は何国の誰か ながむらん なれし御城に残す月影」









「山本八重(新島八重)と鉄砲展」開催

平成27年のNHK木曜時代劇「風の峠」では、
日下部源五役の中村雅俊さんや、娘の蕗役の桜庭ななみさんに砲術を指導し、
撮影で用いた火縄銃や鉄砲小道具類は当館の所蔵品が使用されました

 撮影に用いられた台本や、ロケのスケジュール表等の貴重な資料が展示されております。











※ここでご紹介したものは当館所蔵品のほんの一部であり、
入れ替え等により実際の展示物とは異なる場合がございます。



               



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